こんにちは、ポンクレーです。
FXをやってみたいと思ったとき、こんな疑問を持ったことはありませんか?
FXってどうやって始めるの?
取引業者のおすすめは?
海外の取引業者は追証がないってホント?
FXって稼げるか全損するかのギャンブルなの?
などなど、挙げればキリがないですが、一言でいうなら不安ですよね。
そこで今回は、FXをいっさいやったことがないというあなたに向けて、FXを最短で始めるまでの流れと、でてきそうな疑問について解説します。
FXの始め方:最短で取引開始する場合
早速ですが、一番気になるFXの始め方から解説していきましょう。
大まかな流れは通常の銀行の口座開設と一緒です。
- FX会社(証券会社)で口座を開設する
- 本人確認を行う
- 口座に入金する
- 実際の取引を開始する
FX会社(証券会社)で口座を開設する
FX取引を始めるには、まずFXの取引が行える会社で口座を開設しましょう。
口座を開設する会社は2通り選ぶことができます。
ひとつは証券会社が取り扱うFX取引です。ふたつめはFX取引だけを専門でやっている貨車です。
国内企業では証券会社が多いですが、海外企業では専門業者が多く存在します。それぞれ危険性や想定しておくべきリスクが異なります。この点はまた別の機会に解説いたします。
口座の開設にはインターネット上で申し込みを行うことが可能です。
本人確認を行う
セキュリティ上の観点から口座開設から取引開始までのあいだに本人確認が必要になるでしょう。ネットの場合は運転免許証や顔写真、マイナンバーカード、公共料金明細の写しなどを利用して本人確認を行います。
多くの場合は運転免許証を持って顔写真を撮影したものを送るよう求められます。
口座への入金
口座開設が完了したら、取引に必要な資金を口座に入金します。
銀行振込やクレジットカード、仮想通貨の送金など、様々な入金方法が用意されています。
注意点は自分の資金余力を超えた入金はしないようにしましょう。
初心者のうちは高い確率で資金を失います。失っても耐えられる範囲の金額に留めておいたたほうが無難でしょう。
稼ぐコツが掴めてきてから追加投資すれば十分です。
実際の取引開始
口座に入金さえできれば、誰でも取引を開始することができます。
各FX会社が提供している取引ツールなどを活用して、投資活動を行いましょう。
実際の取引を開始する前にデモトレード等を活用する方法もあります。
まずは実際のツールに慣れたい、という方はデモトレードを活用することを推奨します。
注意点としては、デモトレードで稼げたとしても、実際の取引で稼ぐことは難しいです。
なぜなら、自分の資金を活用して行う取引は緊張度もプレッシャーも大きく違います。
個人によって異なりますが、僕の場合はデモトレードは本番の練習にはなりませんでした。
以上が口座開設から実際の取引開始までの流れになります。
ここまではそれほど難しくないと思います。
次の章では損失の発生や、損失の管理について解説していきます。
FX取引における2大テーマは損失と利益ですから超重要パートです。
損失が発生するタイミング
この章では損失について学んでいきます。
FXに携わる人であれば損失とは長い付き合いになるでしょうから、このタイミングでしっかり知識をつけておきましょう。
含み損と確定損失について
損失が発生するタイミングには含み損、確定損失(損失)のふたつがあります。
それぞれの言葉の意味は下記のとおりです。
- 含み損
保有している通貨(ポジション)が価格の上下動によって一時的に損失が出ている状態。通貨の価格が購入時の価格まで戻れば損失はなかったことになる。 - 確定損失
保有していた通貨(ポジション)を損失が出ている状態で決済(手放す)すること。それまでの含み損分は確定され、口座資金から減額される。
言葉の意味だけを見ると、含み損が出ているあいだは放置しておき、価格が戻ってから決済をすれば損失は無かったことになりそうですが、それは破滅の一歩なので絶対にやめましょう。
理由は次の通りです。
強制ロスカット・追証発生
FXはレバレッジ取引という自分の資金余力を超えた取引を行います。レバレッジとは早い話が借金です。そしてレバレッジ(借金)取引をするためには一定の資金余力が必要になります。
そして資金余力以上の含み損が発生したときに、強制的に損失を確定させられることを強制ロスカットといいます。
FXの会社によっては資金余力を超えて損失確定となった際に、損失分の補償を求められることがあります。これが追加証拠金、通称追証(おいしょう)の発生です。
損切ラインを必ず設定しよう
強制ロスカットや追証発生に陥り、資金を全損してしまうとせっかくの投資意欲が沈下してしまいます。
そうならないためにも、必ず損切ラインを設定しましょう。
損切ラインとは、保有している通貨がある価格に達したら自動で損失を確定するよう自ら設定しておくことです。
一瞬の急激な価格の上下動もあるため確実ではありませんが、それでも多くの場合で資金を守ってくれます。損切ラインをどこにするかはチャート分析の知識が必要になるため、別の機会に解説します。
もし取引をすぐに始めたいという場合は、取引通貨の価格から100pips離れた位置に損切ラインを置くのが無難でしょう。100pipsは円との通貨ペアの場合1円離れた価格です。
FX予備知識
FXは買いと売りの両方向で取引ができる
買いとは
例えばドル円で取引する場合、ドル円を買いでポジションを持った場合は、価格が上がる(円安)になることによって利益を生むことができます。
売りとは
反対に、ドル円を売りでポジションを持った場合は、価格が下がる(円高)になることによって利益を生むことができます。
「円安ってつまり円の価値が下がってるんだよね!?本質的に稼げているっていえるの!?」などと考え出すとややこしくなりますので、ここでは細かいことは割愛させていただきます。
初心者のうちは上がりそう、下がりそうといった値ごろ感での取引をしてしまいがちです。
そのため、やり初めのうちは購入時の価格から上がる、という一方向だけに絞ったほうが不要な損失を生まないでしょう。
取引プラットフォーム MT4 MT5
FXの取引やチャート分析をしやすくしてくれるMT4、MT5というツールがあります。
国内FXでは残念ながら使用できる会社はあまり多くありませんが、国外のFX会社は使えることが多いです。プロのトレーダーも使っているツールですから、ぜひ活用してみてください。
PCアプリは好みが分かれるところですが、スマホアプリはとても便利なのでおすすめです。
慣れてきたらチャート分析にも取り組みたい、という方にはこちらのサイトがおすすめです。
こちらのサイトでは無料登録をするだけでチャートの分析をすることが可能です。
トレンドラインを引いたり、分析ツールを設置したり、またチャートサイズを自由に変更ができるなど、見やすいのでとても優れたサイトです。
ちなみに有料登録は引いたラインに触れた際のアラートを複数設定できる、過去のチャートを無料よりも長い期間振り返れる等の特典があります。
初心者におすすめの取引口座
最後に僕が個人的におすすめする、初心者に適したFX取引口座をご紹介します。
僕自身は国外派ですが、国内でもおすすめの会社がありますので一社ずつ掲載しておきます。
より細かい情報はまた別の記事で解説したいと思います。
DMM FX
メリット
- 取引ツールがクリックだけの操作で行えるのでとても使いやすい
- 大企業なので支払い面がしっかりしている
- 国内業者のため申告分離課税となり税率が一律20%になる
デメリット
- レバレッジが25倍で固定
- 国内なので許容以上に損失が発生すると追証が発生する
国内FX最大のメリットはやはり、国内企業であることによる信頼の大きさといえるでしょう。少なくとも金融商品取引業の認可を受けていれば、国外FX会社のような営業停止に陥る可能性は少ないといえるでしょう。
しかし、インターネットを介している以上は、サーバーダウン等の機械系トラブルは避けられないのでその点は認識しておきましょう。
XMトレーディング
メリット
- レバレッジが1~1000倍に設定できる
- MT4・MT5が使える
- 許容以上の損失が発生しても追証がない
デメリット
- レバレッジを大きいと資金管理、損失管理が重要
- 支払い遅延や出金停止のリスクがある
- 口座内の有効証拠金が大きくなるとレバレッジ制限が厳しくなる
- 国内の金融取引業者として認められていないため利用を禁止される可能性がある
- 上記に関連して、総合課税となるため所得税率が最大45%になる
XMトレーディングは最も多くの利用されている海外FXの会社です。
日本人も数多く取引をしていますが、その最大の魅力は国内FX会社には無い大きなレバレッジと、追証が無いことの2つでしょう。
レバレッジが大きくなると損益が大きく動くため、取引タイミングの難易度が跳ねあがります。そのため、上手く活用するには勉強と経験が必要です。
一方で追証が無いのでレバレッジを有効に活用できれば、初心者でもトライしやすいという側面があります。最低金額1000円から始めることも出来るためおススメです。
デメリットは海外FXであるため信用しすぎはNGです。いつ会社から出金が出来なくなっても良いように小まめに稼いだ分を出金しておきましょう。
海外FXのメリット・デメリット、またご自身の投資資金を考慮しながら検討してください。ご登録は自己責任でお願いします。
今回は初心者の方に向けたFXの始め方について解説しました。
FXは上がるか下がるかのハイローギャンブルではありません。
立派な投資、立派なビジネスです。
継続的に稼いでいくためにはキチンと自分が稼げるポイントに絞って、似た状況の取引を何度も繰り返す必要があります。
そういった方法についてもどこかで解説したいと思います。
それでは最高のFXライフを!
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